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墓石の価格は、お墓を建てる霊園や寺院の立地条件によっても異なります。

お墓を建てる工事には、墓石を載せたトラックや、墓石を据え付けるためのクレーンが通行できる道が必要です。お墓を建てる場所が平坦な土地で、整備された道のある霊園であれば、作業はスムーズに行われます。逆に、お墓を建てる場所が山の上や、途中に階段がある等の理由で大きな車が入れない場所であれば、その分施工にかかる難易度が上がるため、標準的な施工費用に対して難易度の高い作業分が追加されるイメージで施工費用は高くなります。

墓石の価格には、「地域による価格差」もあります。

地形による施工の難しさだけでなく、地域によっても墓石の価格は異なります。

地域によって価格の差が生まれる原因は、お墓を建てる霊園周辺の広さや、平野部・山間部の違い、そして地域によるお墓の形式の違いによるものと考えられています。
お求めやすい価格の地域と、価格が高めの地域のあいだでは価格相場に数十万円の開きが出る場合もありますが、墓石相場net を経由して墓石購入する場合は、どの地域も比較的安定した価格で、全国の相場よりもお安い価格帯でご購入いただけます。

お墓が大きくなるほど使用する石の量も増えるので、お墓の大きさに比例して価格は上がります。

また、お墓に使用する石の「種類」によっては、お墓が大きくなることで割増的に価格が上がる場合があります。これは希少な石が大きな塊で採掘されにくいといった理由があります。

お墓を建てる霊園や寺院がすでに決定している場合は、区画の面積がお墓の大きさを判断する指標になります。霊園や寺院をまだ決めていないというお客様には、霊園探しからお手伝いをいたしますので、見積り依頼フォームより「霊園から探したい」をご選択ください。

どれだけ細工が施してあるかによって、お墓の価格は変わります。

例えば、標準的な形のお墓に対して「台座の部分に花の彫刻が入っている」などであれば、その分細工にかかる技術量が増えるため、標準的な加工費用に対して作業分が追加されるイメージで加工費用が高くなります。
また、加工を日本国内の職人が行う場合は、海外の職人より人件費がかかるため、価格への影響が顕著に現れます。

最近では、ライフスタイルの変化に合わせて墓石のデザインも多彩になってきました。お墓全体の形や、正面に刻まれる題目のデザインなど、装飾の要素もさまざまですので、石材店にカタログを提供してもらったり、好みを伝えて相談しながら完成予想図を作成してもらい、内容と価格を確認しながら決定するのが安心です。

硬くて丈夫で水を吸いにくい事が、長持ちするいい墓石の条件ですが、さらに見た目の美しさや希少性によって、石の価格は大きく変わります。

「石の色」「石目の粗さ」「産地」の組み合わせで石は何百種類もあり、さらにその中で良し悪しがあります。石の値段は1 つひとつの種類に対して決まっていて、同じ大きさ、同じデザインのお墓でも、使用する石によって値段が変わります。

墓石に使う石えらびは非常に専門的な知識を要する分野になりますので、特にお墓の見栄えを損なわずに費用をできるだけ安く抑えたい場合などは、信頼できる石材店さんに適切な石をおすすめしてもらうことも大切です。自社で取り扱っている石材について、しっかりとした説明ができる石材店に相談するのが良いでしょう。